-
「美味しくないから」と言われる果実が、香りになるまで
奄美を歩いていると、ときどき足が止まります。 クネブという在来の柑橘が、枝に鈴なりのまま、誰にも採られずにいるのに出会うからです。 「これ、すっぱいだけだからねえ」そう言って、島の人は笑います😊 確かに、食べるには難しいのかもしれま... -
奄美の初夏。月桃の花を鞘ごと収穫して、香りを取り出す!
月桃という植物を、ご存知ですか? 奄美大島や沖縄に自生するショウガ科の植物で、大きな葉が特徴的です。以前のブログでも月桃の精油について書いたのですが(→月桃の香りと、新しい挑戦。花からひらく可能性とは?)、あの記事では「花からの抽出に挑戦... -
精油をお風呂にそのまま入れてはいけない理由|薬剤師が教える安全な使い方
「精油をお湯に数滴入れるだけ」——そう紹介しているSNS投稿をよく見かけます。 でも、薬剤師として正直に言わなければなりません。これはおすすめできません🙅♀️理由は、精油と水は混ざらないからです。 なぜそのまま入れて... -
奄美たんかんバスソルトに、2種類の精油を使う理由
たんかんの精油を、2種類の方法で抽出しています 香彩のバスソルトには、奄美たんかんの精油が2種類入っています🍊同じ果実から、2種類の抽出方法でそれぞれ取り出したものをブレンドしているからです。 なぜそうするのか。 蒸留と圧搾、それぞれの... -
贈って、語れる香り。花良治みかんの精油を贈り物に選ぶ理由
贈り物を選ぶとき、何を選んでいますか センスの良いものを贈りたい。でも、何が「良い」のかがわからない。 贈り物に迷うとき、多くの人は見た目や値段を手がかりにします。でも、受け取った人の記憶に残る贈り物には、もうひとつ共通点があると思ってい... -
奄美の梅雨は、白が似合う——雨の季節にひっそり咲くイジュとコンロンカのはなし
「梅雨入り」を告げる花がある 奄美の梅雨は本土より早い 奄美大島の梅雨入りは、本土より約1ヶ月早く訪れます🌧️5月の半ばには雨の季節がはじまり、梅雨が明けるのは6月下旬から7月のはじめごろ。 都会にいると「梅雨といえば6月」というイ... -
情報があふれる時代に、「信頼できる人」でありたい
薬剤師として、島で働くということ 私は今、いくつかの顔を持ちながら奄美大島で暮らしています。 調剤薬局での薬剤師業務、アロマブランド「香彩」の製造・販売、そして「あまみ暮らしの保健室」のメンバーとしての活動。さらに、保健室のウェブサイト制... -
奄美の梅雨前、道を染める野生のグラジオラス
奄美の5月、花が変わる季節 5月に入ると、奄美の景色がすこし変わります。 木々の緑がいっそう濃くなり、空気がじんわり重みを帯びてくる。梅雨入りが近づいているのを、肌で感じる時期です🌧️ 冬から春にかけて咲いていた花が静かに姿を消... -
奄美の島ユリ、実はヨーロッパへ渡った花だった
この記事でわかること: 奄美のテッポウユリが明治時代にヨーロッパへ渡った経緯 日が落ちると香りが強まる、植物のしくみ 道端で毎年ふえていくユリが持つ、たくましい生命力 テッポウユリ(島ユリ)って、どんな花? 奄美群島で見られる白いユリ 奄美大... -
本土が桜色に染まる頃、奄美ではシャリンバイが咲く|香りなき春の花が持つ、島の秘密
4月、本土と奄美で"春"がずれていく スマートフォンを開くと、本土の桜だよりが次々と流れてきます。ソメイヨシノの淡いピンク、花見の人でにぎわう公園……。見ているだけで、なんだか懐かしいような、少しくすぐったいような気持ちになります。 でも、私が...


