奄美の梅雨前、道を染める野生のグラジオラス

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奄美の5月、花が変わる季節

5月に入ると、奄美の景色がすこし変わります。

木々の緑がいっそう濃くなり、空気がじんわり重みを帯びてくる。梅雨入りが近づいているのを、肌で感じる時期です🌧️

冬から春にかけて咲いていた花が静かに姿を消し、代わりに南国らしい色鮮やかな花たちが次々と顔を出し始めます。
奄美の植物カレンダーは、本土とは少しずれている。
それもまた、この島の面白いところだと思っています☺️

道端に咲く赤——野生のグラジオラスとは

誰が植えたわけでもない、逞しさ

梅雨入り前のこの時期、奄美の道端でふと目を引く花があります。
グラジオラス——和名をオランダアヤメといいます🌺

園芸用のグラジオラスは花屋でもよく見かけますが、奄美で見るものは少し違います。
誰かが植えたわけでも、手入れをしているわけでもない。
気づいたら道端にすっと立っていて、毎年少しずつ増えている。

そのたくましさに、いつも静かに驚かされます。
植物って、すごいなあと😳✨

奄美の野生種はなぜ赤色が多いのか

奄美で見られる野生のグラジオラスは、赤い花をつけるものがほとんどです。

赤という色は、鳥や特定の昆虫を引き寄せやすいと言われています。
奄美の豊かな生態系の中で、自然にそのかたちへと選ばれてきたのかもしれません🌿
人の手が加わらないからこそ、その土地に合った姿になっていく——
薬剤師として植物に関わる立場から見ると、なんとも興味深い話です。

ハイビスカスとの共演、奄美らしい風景

グラジオラスが咲く道には、ハイビスカスも並んで咲いていることがあります。


どちらも赤🌺
鮮やかな赤と赤が重なる道端の景色は、奄美らしいな、と思いながら毎年眺めています。

観光で訪れると気づきにくい、島の日常の中にある風景です。
こういう何気ない景色に、奄美の自然の豊かさが詰まっているような気がして、私はとても好きです💚

植物の生命力が教えてくれること

アロマの仕事をしていると、植物の力に日々助けられています。
精油のもとになる植物たちも、それぞれの土地で根を張り、環境に適応しながら育っています🌱

道端のグラジオラスを見るたびに、その力強さを思い出します。
世話をされなくても、毎年ちゃんと咲いて、少しずつ増えていく。
誰に見せるためでもなく、ただそこにある。

香りをつくる植物たちも、きっと同じ。
その逞しさや純粋さが、香りの奥にも宿っているのかもしれない——
そんなことを、梅雨前の道を歩きながら考えています✨

まとめ

梅雨入り前の奄美に咲く、野生のグラジオラス。
毎年この時期だけ見られる、島の小さな風物詩です🏝️

奄美にお越しの際は、ぜひ道端にも目を向けてみてください。観光スポットには載っていない、島の日常の赤に出会えるかもしれません☺️



<香彩代表・カモガワ>

薬剤師として奄美大島に暮らしながら、島の植物の香りを”えがおのくすり”として届けています。青い海と風の中で出会った植物たちの香りを通して、奄美の優しさと彩りを全国へ。

最新情報はInstagramまたは公式サイトからどうぞ

奄美のアロマ香彩公式ショップ
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