情報があふれる時代に、「信頼できる人」でありたい

薬剤師として、島で働くということ
私は今、いくつかの顔を持ちながら奄美大島で暮らしています。
調剤薬局での薬剤師業務、
アロマブランド「香彩」の製造・販売、
そして「あまみ暮らしの保健室」のメンバーとしての活動。
さらに、保健室のウェブサイト制作やIT周りの裏方も担っています💻
傍から見ると「忙しそう」と思われるかもしれません。
でも私にとって、これらはすべてひとつの想いにつながっています😊
それは——「奄美に暮らす人たちを、ひとりにさせたくない」ということです。
情報があふれるほど、孤独になっていく
以前、こんな相談を受けました。
「婦人科疾患をきっかけにピルを飲んでいるんですが、
ネットで調べるといろんなことが書かれていて……
ずっと飲み続けていていいのか、悩んでいます」
その方の言葉には、不安と迷いがにじんでいました。
情報はある😶🌫️
でも何を信じればいいかわからない。
調べるほど怖くなる。
そういう経験、あなたにも覚えがないでしょうか。
私はこう答えました。
「たくさんの情報があって、不安なことが書かれていると心配になってしまいますよね。
でも一番大切なのは、自己判断で薬をやめるのではなく、医師と相談しながら決めること。
薬でも食べ物でも、どんなものにもリスクはあります。
ただ、ピルを処方されているということは、医師が治療に必要と判断しているということ。
飲まずに疾患を放置するほうが、将来的に不妊につながる可能性もあります」
その方は「そう言ってもらえてよかったです」と、少し表情が和らぎました。
SNSには、誰かの体験談や意見があふれています。
それ自体は悪いことではありません。
でも、自分に合った情報かどうかの判断は、医療の専門知識なしには難しい。
情報が多ければ多いほど、かえって孤独な判断を迫られてしまう——そういう時代になっていると感じています。

「ひとりにさせない」ために、専門家が集まった
「あまみ暮らしの保健室」は、奄美群島に暮らす人たちの身近な健康相談の場として活動しています。
メンバーは、医師・看護師・獣医師・薬剤師・保健師など、さまざまな分野の専門家。
それぞれの視点から、信頼性のある情報を届けることを大切にしています😊
「病院に行くほどでもないけど、ちょっと気になる」
「ネットで調べたけど、本当のところを知りたい」
「誰に聞けばいいかわからなかった」
そんな声に応えられる場所でありたいと思っています。
答えを押しつけるのではなく、一緒に考える。
そういう関係を、奄美の地から育てていきたいのです。
私が担う「裏方」という役割
保健室の活動の中で、私はウェブサイトの制作などIT周りを担当しています。
医療の専門家が集まっても、情報が届かなければ意味がない。
「信頼できる情報を、必要な人に届ける」ための仕組みづくりが、私の裏方としての役割です。
薬剤師として培った『正確に、わかりやすく伝える』という感覚は、
ウェブの文章を書くときにも活きています。
専門用語を噛み砕いて、読んだ人が「なるほど」と思えるように。
難しいことを難しいまま伝えるのではなく、暮らしに近い言葉で届けること。
それが私にできることだと思っています。
奄美から、あなたへ
香彩というブランドも、暮らしの保健室も、根っこにある想いは同じです。
情報に振り回されず、自分の暮らしを自分で選んでほしい。
そのために、信頼できる人が隣にいてほしい。
奄美の自然が育んだ香りをお届けしながら、私はこれからも「信頼できる人」であり続けたいと思っています。
あなたの暮らしに、少しでも寄り添えたら嬉しいです。



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