奄美– tag –
-
収穫しても、絶やさない植物を選ぶ
果実を採ったあと、その木はどうなるのか。 花を摘んだあと、その株はどうなるのか。 香りを取り出す前に、わたしが見ることの一つです。 香彩の素材選びには、いくつかの基準があります。 その一つが、多年草であること。 そして、収穫しても絶滅する心配... -
台風が来ると、島の荷物は止まる|奄美から送る側の記録
発送の準備は終わっているのに、島から出せない。 奄美大島では、そんな日があります。理由は、荷物が海を渡るからです。 わたしがこの時期によく見るのは、作業机より天気予報かもしれません🤔 奄美大島から出る荷物は、船に乗る 奄美大島から島の... -
奄美の在来柑橘、島みかんとロクガツミカンを精油にしなかった理由
奄美の在来柑橘、島みかんとロクガツミカン。香りが良くても、香彩では精油にしませんでした。収穫時期がほかの柑橘と重なること、果実数が少なく、無理に集めれば乱獲につながること。製造者が何を選ばないか、その二つの理由をお話しします。 -
水蒸気蒸留・圧搾・溶剤抽出は何が違う?香彩が3つの抽出法を使い分ける理由
精油の抽出方法は、植物によって変わります。 水蒸気蒸留は、蒸気とともに移る香りに。 圧搾は、果皮に油胞がある柑橘に。 溶剤抽出は、熱で変わりやすい繊細な香りに。 三つの方法に、単純な優劣はありません。違うのは、取り出しやすい香りの性質です。 ... -
なぜ月桃の葉の精油を作らないのか
「月桃の葉の精油は、作らないの?」 そう聞かれることがあります。 月桃は、奄美の暮らしのそばにある植物です。その植物から香りを取り出しているなら、葉も蒸留すると思われるのかもしれません。 けれど香彩では、月桃の葉の精油を作っていません。 作... -
奄美・かくれ浜へ、今年も。おなじ浜がおなじ顔をしない理由
大潮の干潮のあいだだけ、奄美の海のまんなかに現れる「かくれ浜」。2025年の梅雨の晴れ間にはじめて立ち、2026年7月に再訪して気づいた、去年とは違う海の表情をつづります。 -
3つ目に手放したのは「時間」でした
これまで、アロマを捨て、奄美のものの売り方を考え直した話を書いてきました。どちらも、香彩を続けるために手放したものの話です。 実はもうひとつ、手放したものがあります。 3つ目に手放したのは、「時間」です。 もちろん、時間そのものを捨てたわけ... -
奄美のマンゴーが、今年は出荷できなかった——価値で選ばれる産地へ
「今年は、マンゴーを出荷できません」 2026年、1件の奄美のマンゴー農家さんから、そんなお知らせがありました。 日照りなどの影響で、今年は出荷できない。お知らせに書かれていたのは、その事実でした。 いつも購入している農家さんではありません。そ... -
柑橘の香りは、昼にまとえない?——光毒性の話と、島にあった答え
ベルガモットの香りが好き。なのに、日中に使うのはためらう——そんなことはありませんか? 「柑橘の精油は、肌につけて日光に当たるとシミになる」。アロマに親しんでいる方なら、一度は聞いたことがあると思います。 だから柑橘は夜だけ。昼間の外出前に... -
大きなアダンの木の下で
奄美の海辺を歩くと、必ずと言っていいほど目に入る木があります。アダンです。 パイナップルみたいで、パイナップルじゃない オレンジ色の大きな実をつけます。はじめて見た人はたいてい「パイナップルが生ってる」と驚くのですが、よく見ると木に生って...



