台風が来ると、島の荷物は止まる|奄美から送る側の記録

発送の準備は終わっているのに、
島から出せない。
奄美大島では、そんな日があります。
理由は、荷物が海を渡るからです。
わたしがこの時期によく見るのは、
作業机より天気予報かもしれません🤔
奄美大島から出る荷物は、船に乗る
奄美大島から島の外へ出る荷物は、船に乗ります。
台風で船が欠航すると、荷物も島に残ります。
欠航が続けば、1週間ほど、動かないこともあるんです。
箱の準備が終わっていても、運ぶ道が動かなければ発送できません。
台風は、島へ入る荷物にも、島から出る荷物にも影響します。
島へ届く荷物の変化は、「台風と奄美の自然」に書きました。
この記事では反対に、島から送り出す側を記録します🏝️
この季節に見ているのは、天気予報
台風の進路は、途中で変わります。
何日止まるかは、直前までわかりません。
だから、わたしは天気予報を何度も見ます。
長引きそうだと読んだ月は、注文分を予定よりかなり早く送り出します。
台風が来てから動くのではなく、予報を見た段階で発送を早めます。
製造の時期ではないぶん、この季節に見ているのは天気予報のほう。
船が動いている間に、島を出られるか。そこは、届く日を左右します。
🍊「香りをつくる時間と、届ける時間は、おなじじゃない」
つくり終えれば、届ける準備はできます。
けれど、船を動かすことはできません。
手元で進められる時間と、海の上の時間。
二つは、同じ速さでは進まないんです。
船と受付が止まった日
2026年9月、台風で船が欠航しました。
配送会社の受付も止まりました。
お客様には先に、こうご連絡していました。
「船の運航と受付が再開しだい、発送します」
再開する時期を、こちらでは決められません。
だから、わかっている状況を先に伝えました。
再開を待つつもりでしたが、ちょうど鹿児島へ出る用事がありました。
そこで、ご注文の品を持って行き、鹿児島から発送しました。
島では出せなかった荷物が、鹿児島では送り出せました。
たまたま用事と重なったから、今回はできたことです。
同じようにはできない日もあります。
そのときは、船と受付の再開を待ちます。
天気予報を見るところから、発送は始まる
わたしがしていることは、二つです。
運べるうちに、予定より早く送り出すこと。
止まったときは、先に状況を伝えること。
どちらも、箱を閉じる前から始まります。
天気予報を見るのも発送準備です☀️
発送のお知らせから到着までに、時間がかかることがあります。
その間には、船を待つ時間があります。
奄美からの荷物が足踏みしている日は、海の道が止まっているのかもしれません。
届くまでの時間に、海を渡る道のりも、少し思い浮かべてもらえたらと思います🏝️
<香彩代表・カモガワ>
薬剤師として奄美大島に暮らしながら、島の植物の香りを“えがおのくすり”として届けています。
青い海と風の中で出会った植物たちの香りを通して、奄美の優しさと彩りを全国へ。





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