コーヒー豆から香りを採る。溶剤抽出の記録

飲用には向かない状態の
コーヒー豆が手元に来ました。
けれど、豆には
コーヒーらしい香りが残っています。
飲むことが難しくても、
香りとして向き合えるだろうか。
捨てる前に確かめたいと思い、
小さな実験を始めました☕
コーヒーの香りを、溶剤へ移す
香りを取り出すために選んだのは、
溶剤へ香りを移し取る方法です。
同じ豆でも、方法の違いによって、
取り出される香りは同じではありません。
今回は複数の条件で確かめました。
ただし、溶剤の種類や量、
手順などの詳細はここでは記しません。
条件によって変わった香り
比べてみると、
香りの印象には違いがありました。
一方は、深く焙煎したような、
重さのある香り。
もう一方は、ドリップしたときに近い、
親しみのある香りに感じました。
これは、わたしが実際に嗅いだ
香りの記録です。
どちらが優れているという話ではなく、
方法で香りが変わることを確かめました。
飲まれない豆に、別の価値を
飲用には向かないと判断された豆にも、
香りは残っていました。
食べたり飲んだりする価値と、
香りの素材としての価値は同じではありません。
香彩が原料を見るとき、
最初の用途だけで判断しないようにしています。
捨てられる前の素材に、
ほかの生かし方はないだろうか。
その問いは、規格外の果実や皮を
香りへ変えてきた製造ともつながります。
実験の答えを急がない
この実験で、すぐに
商品や使い道が決まったわけではありません。
まず確かめたのは、
豆から香りを取り出せること。
そして、方法によって、
香りの印象が変わることです。
結果を大きく見せるのではなく、
わかったことを一つずつ残す。
それも、香彩の製造記録です🌿
この記録を含む溶剤抽出の実践記録は、noteに残しています(有料記事)。
<香彩代表・カモガワ>
薬剤師として奄美大島に暮らしながら、島の植物の香りを“えがおのくすり”として届けています。
青い海と風の中で出会った植物たちの香りを通して、奄美の優しさと彩りを全国へ。





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