奄美南部の夜から朝へ。サガリバナと星空を見た時間

同じ場所でも、
夜と朝では見えるものが変わります。

2025年、奄美南部を訪れた夜。

夕方に見つけた花は、
暗くなると違う姿を見せました。

この旅の昼間に聞いた音は、
前編の記事に残しています。

目次

夕方、庭で見つけたサガリバナ

夕食前に外へ出ると、
庭にサガリバナがありました。

サガリバナ

まだ周りに明るさが残る時間です。

細い花びらを近くで見ながら、
日が落ちたあとの姿も気になりました。

誰もいない庭で、
花の前にしばらく立っていました。

暗い空ほど、星が近く見えた

夜は、赤土山展望台へ向かいました。

見上げると、
空の広い範囲に星がありました。

奄美 星空

奄美で星を見ることはあります。

それでもこの夜は、
いつもより近く感じました。

流れ星がいくつか通り、
目で追う前に消えていきます。

写真に残せた星もあります。

けれど、画面に入らなかった暗さまで含めて、
あの夜の空だったと思います。

夜の庭で、花の香りに気づく

宿へ戻ると、
庭のサガリバナが開いていました。

サガリバナ

暗い庭では、
花の細かな形は見えにくくなります。

近づくと、
暗さの中にも香りがありました。

香りを扱うわたしにとって、
目に見える形とは別に残った記憶です。

サガリバナが一夜の中で見せる姿は、
別の記事にも残しています。

朝の光で、景色が戻ってくる

翌朝、外へ出ると、
道に朝日が差していました。

宇検村 朝日

夜には見えなかった木や道が、
少しずつ輪郭を取り戻します。

鳥の声が重なり、
昨夜とは違う場所のように見えました。

夕方の花、暗い空、夜の香り、朝の光。

遠くへ移動しなくても、
時間が景色を変えていきます。

この旅で持ち帰ったのは、
夜から朝へ移る間の記憶でした☀️


<香彩代表・カモガワ>

薬剤師として奄美大島に暮らしながら、島の植物の香りを“えがおのくすり”として届けています。
青い海と風の中で出会った植物たちの香りを通して、奄美の優しさと彩りを全国へ。

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